W杯2006ドイツ大会::決勝イタリアVSフランス [Blog]
ワールドカップ決勝戦見た処
- ちゃんとパスコースを一つは確保した上でボールを持っている
- フェアプレイ
- ガッツーゾはまるくなった?
- ジダン 細かいところで技使いまくり
- 選手交代のタイミングがよい 後半15分
- 審判はよく見てる
- フランスはペナルティエリアちょい外あたりでうまくファールをもらう
- でも一旦足がかかってももうワンプレイ続けることで、ファールをもらえない場合のリスク管理と審判へ好印象を与えファールをもらいやすくしてる
- カンナバロは何か武術をやっていたに違いない
- ブッフォンのユニフォームは微妙である
- トレセゲと坪井のいぢけた顔は似て蝶
W杯::イタリアVSフランス延長・PK [Blog]
W杯横目にジダン退場。
そういえばどこかの元Jリーガーの解説者が1対1PKでイタリアの勝ちと予想していましたが、その通りになりました。途中出場のデルピエロが決めたのに対して、途中出場のトレセゲが外したところが選手層の違いかも。まあ、デルピエロはいいパスが全く出せず、ピルロに預けるだけという寂しいシーンが多かったのですが。。
しかし、両者ともPKがうまいですよね。
W杯::イタリアVSフランス後半 [Blog]
後半終わって1対1です。フランスはサイド攻撃もできていますし、ジダンにもよくボールを集めています。イタリアはピルロのロングパスで裏を狙うくらいしかできていません。
さて、延長戦はどうなるでしょう!
W杯::ドイツVSポルトガル後半 [Blog]
後半の見所はフィーゴのセンタリングくらいです。ドイツの2点目は、ポルトガルの壁が少なすぎますね。せめて3人は欲しいところ。
後半のポルトガルは玉離れが悪く、テンポがなかったです。ドイツは、中盤を作らず、フォワードが良いポジションを取ることでチャンスを作っていました。
サッカーは、一人一人のCreativeな思考は必要ですが、ドイツのようにあいつはここにいるというようなチーム内のBest Practiceが共有されていることで成り立っていると思います。一人一人が動的で自由なプログラミングが可能なら、制約があったほうが動きやすいこともあります。
一人一人に自由がなく、かつ制約の多いフレームワークだと、見ている方もやっている方もつまらないものしかできあがりません
W杯::ドイツVSポルトガル前半 [Blog]
前半だけ見てなかなかいい試合です。前半最後付近のC.ロナウドの転んだフリしながら、空中で審判に訴えるのはなかなかいい試行です。
南葛SC [Blog]
あの頃の少年の夢だったワールドカップが終わりました。小学生の時に、キャプテン翼という強力なアテンションに惹かれてサッカーをやっていた少年たちの時代が終わったように感じます。あの頃、ワールドカップははるか遠く、世界のサッカーはダイヤモンドサッカーの中でした。
当時サッカーをやっている友達はたくさんいましたし、全国レベルの技術を持っている者も何人かいました。でも中学生になり自由を選択できるようになると、別のアテンションにひかれていく者もでてきます。あのまま続けていたらJリーガーくらいにはなっていたかもしれません。
しかし、そこから突き抜ける選手がどれくらいいるでしょう。翼君や若林君のように目先のサッカー技術だけではなく、その先の世界を見ている目を持っている少年はいたでしょうか。
よく企業でも人材育成がテーマになっています。中田選手のようなスーパーヒーローをたくさん作ろうとして無駄な時間を費やしています。彼は育成してできるものでありません。自分自身で変革できる変化・革命が起きないと彼のようにはなりません。
仕事に対して死んだ目になっている社員にもう一度火が入る機会を与えてあげてください。上司の思いつきで言ってみるテストをagileにiterateすることをincrementalするのはやめにしましょう。
あと、ちょっと外に同じくらいのレベルのライバルを持つ機会を作ってあげるのもよさそうですね。日向君、三杉君、松山君、立花兄弟など。ロベルト本郷はいなさそうなので。
サブテク論読みたい [Blog]
サブテクとは、サブテクノロジーだと思っていました。メインストリームのテクノロジーに対して、一歩進んだ、または一歩脇にある、または二歩マニアックな裏街道を走るテクノロジーだと。
サブテク論 - 本当の大変化は既に潜在化している |
これは現実ではなく、 |
Web進化論(未読)より、サブテク論を読みたいです。サブカルチャーのような社会現象までいくとおもしろいのですが。
しかし、サブテクピープルによる、企業や団体が定めたがちがちの標準を、こうすればいいんじゃね(傲慢)の言葉を残して、より柔軟で軽い(lightweight)解決策を提示していくスタイルはおもしろいですね。それを軽やかにやっているように見えて、実は、技術本を含むたくさんの本を(Amazon)読んでいたり、最新テクノロジー記事やテクノロジーそのものを購読・昇華・サブテクナイズしていたりするので、引き出しは豊富です。これは昔の渋谷系ミュージシャンにも似ているところがあります。テクの方も、渋谷(shibuya.pm.org、shibuyajs.org)に集まってますね。
by simpleapi.net
http://subtech.org/
http://subtech.g.hatena.ne.jp/
use base 'YAPC::Asia' [Blog]
全体
心に残るカンファレンスでした。多分、それはスタッフ(Hotel Danも含む)のおかげでしょう。あのスタッフのメンツだから成功があったのだと思います(このボランティア活動に対するお礼はトラックバックでよいですか? )。翻訳にしても、普通のカンファレンスでしたら、そこそこIT関係の翻訳をやっている方でもよいのでしょうが、いわゆるギークのための翻訳は別のスキルが必要です。海外からのスピーカーも電車で移動させるなどの配慮も、スーツ頭の人にはなかなかできません。
あと、会場の雰囲気が良かったですね。Perlへの愛に溢れた空気感が伝わってきました。産業会館でしたので、もっとプロレスっぽい感じが出てもおもしろかったかもしれません。
また、YAPC::Asiaまでの準備の過程が、BlogやFlickrなどのメディアで伝わっていたので、期待感がかなり高まりましたね。LarryやAudreyが東京入りなんて、サッカーワールドカップのブラジルやイタリアが現地入りしたような感じです。または、ルパンの仲間やオーシャンズ12のメンバーが続々と現地に集まっている感覚に近いかもしれません。
細かいところは置いておいて、今回の中で僕が一番ぐっときたラリーさんのキーノートについてちょっと書きたいと思います。
キーノート
内容は難しくてよく理解できていないところがたくさんありますが、ラリーさんが言いたいのは世界のソフトウェア技術者にもっと楽しんでプログラミングして欲しいということと、そうすることで文化として育っていくのではないかということだと感じました。そして、Perlにはそれがあるという話です。
Perl5にはいろいろと不満や摩訶不思議さがあると言われているにもかかわらず、なぜ多くの人を未だに魅了しているのか、このYAPCで僕は分かった気がします。CPANがあるから使っているんだという方も多いと思いますが、あれこそがPerlの精神が継承されたライブラリであり、そしてPerl文化がなければCPANは存在しなかったはずです。
ここまで成功したPerlの次世代バージョン6は、開発者も含めてさらにマルチカルチャー化しているので、おもしろくならないわけがありません。たとえ、5からの移行がハードでもそれを楽しむ精神がある限り問題ないでしょう。たとえ、いろんなことが複雑化してしまっても、自然言語ですから、初心者にも受け入れられるものであり続けるでしょう。
キーノートのいくつかの要点とフレーズ
- プログラミング言語を様々な観点(生物学、遺伝学等)から評価
- 古生物学からは、CとShellが登場。なぜPerlが進化に成功したかの考察
- NANDゲートがあればソフトウェアエンジニアは何でもできるのだけど、、、
- Start Overする必要のあるのは? Java
- Start overしたように見せかけているのは? C#
- 英語っぽく?COBOL
- テキストは無視?Fortran
- シンプルな言語はシンプルなソリューションしか生まない?C
- コンピュータにやさしいのは?Lisp
(その他、prorog, Ada, smalltalk, ルビ, PHP, python) - Lean as you go
- Many acceptable levels of competence
- 代名詞($_ equals it)
- Launguage without culture is dead
- Perl文化 Culture of sharing(CPAN) 他の文化と協調
- トンネリング(量子力学?)してPromised Landへ行くこともできる
(この話の後にIngyが質問してたけでどんな内容か分からなかった) - Postmodern semantics
- gene pool of "easy" things
- 楽だ 駱駝 we enjoy doing hard things
各セッションの詳しいレビューは、Yapc::Asiaからのリンクが参考になります。
その他の感想
- 「require Dan::Kogai;」 大きな笑い声・つっこみはカンファレンスに重要な属性です。
- 「なぜHaskellを学ばない?(AudreyのHaskell講座は貴重だよ!)」確かにそうでした。。
- Spammerとの対決は、ある場所では、ルパン(ブロガ)と銭形警部(スパマ)のような関係に??
- PHPがオチとして使われすぎですね。でも、逆に貴重な存在。
- Ingyさんもネタとしてよく使われているんですね。人柄が分かります。
- 高橋メソッド in XULが多かった。
- Audreyのプレゼンファイルはラブリー。
- たけさこさんのプレゼンは凄過ぎる。
- mixi、はてぶを使ったら負けかと思っていた。